Webエンジニアの不満なところ【それでもエンジニアを続ける理由】

今回は、エンジニアのデメリットについてです。

今はエンジニアになりたいと考えている人も多いですが、やっぱり働いてきて不満もあります。

そんな話をしていきます。

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残業が多くて、残業代も出ない

私はまっさきに思ったのが、残業の多さ。
そして「みなし残業」という制度です。

私が過去に働いた会社は、全てIT企業なのですが、「みなし残業」が一般的でした。

これは残業代は給与に含まれているという考え方で、基本給15万+みなし残業代5万、という残業費が固定という考え方らしいです。

私が会社員で働いていたときは、平均22時半くらいが退社時間だったので、平均3.5時間の残業です。
しんどいですよね。

責任が重い

そもそもプログラムってバグがないシステムはないと思っているんですが、エンジニア個人が、防波堤になることが多いです。

これはディレクターやプロデューサーがシステムのことをあまり理解していないためです。

本来は、エンジニアが作って、他の人がチェックして、という流れが理想的ですが、公開までにほぼチェックが入らず、ということが多いです。

エンジニアが完璧に仕上げればいいじゃんと思う人もいるかもしれませんが、今ってwebのフロントエンドすら複雑になりすぎて、完璧は幻想かなと思っています。

私も今まで会社員+フリーで14、5年働いていますが、経験が少なかった頃に、過去2回、倍書金レベルのミスがあり、結果始末書で済んだんですが、そんな事もありました。

そういうの嫌ったフリーランスのエンジニアさんとかは、責任の重い納品形態ではなく、運用開発の仕事をメインにやる人も多いです。

コミュ障な人が多い

正直、エンジニアとして会社で働いて、友人レベルになれる人ってほぼいません。

私は会社員経験として、最初に営業の仕事を1年やっているのですが、

1年働いた営業のときの同僚と、それから十数年4社でエンジニアとして働いてきたときを比べると、営業のときのほうが中が良い人が多いです。

と言うと、あたかも自分はコミュニケーションとる人間風に言ってますが、これは完全に自分の事を棚に上げています。

私は20代でエンジニアやっていたときは、スキルを上げる事だけを考えていたので、飲みの誘いとか全部断っていたし、仕事中余計なこと喋らないし、会社の忘年会とかですら、ほぼ参加せず仕事していました。

その代わり、会社まで歩いて通える距離に引っ越して、いくらでも残業するし、全力で仕事する人間でした。

過去に「ガリ勉エンジニアの末路」って動画を上げていますが、エンジニアはスキルを上げる事だけ考えるのは良くないという、自分の体験談です。

ガリ勉エンジニアの末路(YouTube)

それをやったところで得られるリターンが少なすぎます。

それでもなぜエンジニアを続けるのか

最後に、デメリットがあるのに「なぜエンジニアを続けるのか」です。

理由は簡単で、「他の職種に比べたらマシ」だからです。

エンジニアは電話応対しなくていいし、イヤホンで音楽聴きながら、ずっと座って仕事している。

私は大学中退しているので、最終学歴が高卒なのですが、高卒でも20代後半から30歳ぐらいで、年収500ぐらいは行きました。

これは大企業とかではなく、数十人規模の会社レベルでです。
たぶん、だれでもなれる職種で、高卒がそれぐらい年収いける仕事って限られるのかなと。

営業で詐欺まがいの仕事でをしてた私にとっては、他の職種に比べたら遙かにマシと思えます。

ちなみに、転職を繰り返せばです。
エンジニアは転職しないと年収は上がりません。

あと、残業時間の多さとかも、エンジニアとか関係なく、
日本はそもそも残業多い会社多いですよね。

他にはフリーランスになりやすい。
というのもかなり大きなメリットです。

私はフリーランスになって、超ラク生きられるようになったので、
これもデッカイメリットかなと思っています。

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