【レビュー】SNSを生かして好きなことで生きていく『ハッタリの流儀』の要点と感想

2019/08/25

(更新日:2019/08/26

【レビュー】SNSを生かして好きなことで生きていく『ハッタリの流儀』の要点と感想

『ハッタリの流儀』はこれから自分が好きなことで生きていこうと思っている人におすすめの本です。

今はもうYouTubeやSNSで個人が「影響力」を持つのが当たり前になってきました。
今後も、その流れは加速すると思います。

その流れに乗っかりたいと思う人に向けて、『ハッタリの流儀』のまとめと感想を書いて生きます。

ハッタリの流儀のまとめ

本書では、これから到来するAI時代に向けて、無くなる仕事は出てくるが、つまらない仕事があるため好きなことを仕事にする時代が来ると説明。

その中で、好きなことを仕事をするうえで、ソーシャルメディアを使っていかに影響力を高めいくのか、という方法が書かれています。

達成できるかどうかを考えずに、でかいハッタリかまして注目を集める、あとはやりながら本気で挑戦する様を情報発信していけばよいと。

各章のピックアップ

  • AI時代に労働はオワコン、ひたすら好きなことをしよう
  • お金を集めるには、損得を考えないで行動する
  • プライドや親の教え、世の中の常識を捨てろ
  • 先駆者をパクれ!出来るかどうかを考えずやりながら学べ

ハッタリでホリエモンはのし上がってきた

この本では、ホリエモンが昔からハッタリを使ってきたエピソードが書かれています。

インターン中に個人の請負仕事で数ヶ月で90万を得た話。
企業してからも、自分の知らない仕事もとりあえず「やります!」と言って、持ち帰って必死で調べて納品する。

そして、ホリエモンとして有名になってから、テレビ局や球団の買収など大きな目標(ハッタリ)を公言して、本気で挑戦していました。
私も当時を覚えていますが、その挑戦の過程がエンタメとして注目されていましたよね。

ちなみに、これは社会人で働いていれば良く分かる話で、仕事を持っていくとすごい渋る人っていますよね。
そう言う人は社内で「仕事頼みづらい人」となり「仕事出来ない人」みたいな印象に変わっていきます。

そうなると、面白い仕事も、美味しい仕事も回ってこなくなり、単純作業やらせとけばいいやみたいな感じになります。

挑戦の過程が大切!結果として達成できたかは関係無い

ホリエモンはテレビ局や球団の買収などを挑戦してきましたが、結果を見るとどれも達成出来ていません。

ただ、本書でも書かれていますが、挑戦する過程がエンタメであり、達成できたかは関係ありません。

これからの日本は少子高齢化が進み、貯蓄と時間はあるけれど、やることがない人が増えていきます。
そんな時間とお金を持て余している人にとって、自分が出来ない大きな夢を語る人を応援するというのが最高のエンタメになります。

本書では、これからは他人に「応援させてあげる人」が価値を持つ。という事を言っています。

ハッタリで挑戦する時に大事な3つのこと

最後にハッタリから夢に挑戦する時に大事なこととして、3つを上げています。

  • 常識やプライドは捨てろ!
  • やりながら学べ!
  • 先駆者をパクれ!

そもそも、常識やプライドがある人はハッタリが出来ません。
この本の中では親の教えも捨てろと言っています。

親の教えというのは30年以上古い価値観をもっているため、今の時代の波に乗っている人から積極的に情報をアップデートしていく必要があります。

また、やる前から悩んだり、出来るかどうかを考える必要はなく、とにかく始めること。
あとはやりながら学んで、ゴールに進む過程をエンタメとして発信していく。

そして、プライドの部分で変にオリジナリティを出す必要はなく、先駆者からパクることこそ効率がよく成功できる可能性が高いです。

ホリエモン『ハッタリの流儀』感想

これからの時代、ソーシャルメディアを使ってどう信用を集めるのかが、参考になる本です。

少し前までは、集めた信用をお金に変えるのも手間あった感じもありましたが、今はYouTubeなどもあるため本当にハッタリだけでお金を稼げる時代になりました。

あとは、本当に実行するための一歩が踏み出せるかどうかです。

好きな事を仕事にするためのステップをもう少し具体的に知りたい方は、メンタリストDaiGo『「好き」を「お金」に変える心理学』が参考になります。

この本は副業からはじめる事を推奨していたり、好きでお金を稼ぐループ(再投資の方法論)を解説しています。

詳しくは、こちらの記事で紹介しています。

「常識」を捨てるには関わる人を制限する

本書でも言われていますが、これから先の時代を生きるために、一番重要なことは「常識」を捨てることかと思います。

私が常識を捨てる必要を感じたのは今から4年ほど前です。
会社員として働き始めて10年ほど経って振り返ってみると、会社員生活で自分の人生の幸福度は上がらないことに気づきました。

そのころは、とにかく一人で過ごして、考える時間を増やしていました。
そこで気づいたのは、自分の考えは普段付き合っている人の影響を、かなり受けているということです。

一人になることで、自分がこれから何やるかということがハッキリしてきました。

今は完全リモートワークのフリーランスエンジニアで、郊外暮らしで生活コストを下げて、やりたい仕事や開発をやるような人生を送っています。

その結果、仕事時間は大幅に減って、会社員の頃の半分以下の仕事時間となっています。
それでも会社員の頃よりお金は溜まるので、心も体も余裕がある人生を送っています。

ちなみに私は、ソロキャンプの焚き火で、一人で思考する時間をつくっています。

一人で焚き火をする効果

人は火を見ると安心する、リラックスできると言われています。
しかし、実際に夜のキャンプ場や山の中で焚き火をしてみると、それだけでない事に気づきます。

周囲に一切の明かりがない中、目に映るものは焚き火だけ。
そうなると、目の前の焚き火にすごく集中している状態になり、悩みなど余計な事を考える隙が無くなります。

私は思考が空っぽになった状態から、改めて自分を見つめるという事をしています。

ソロキャンプで焚き火の時間は、一人で集中する思考するには最適の環境です。

キャンプを趣味にするメリットは、こちらで詳しく書いています。

趣味がない男性にこそソロキャンプがおすすめな理由