フリーランスは固定費を下げたほうが幸せになれる【家賃3万代でシンプルライフ】

2019/07/08

(更新日:2019/10/03

フリーランスは固定費を下げたほうが幸せになれる【家賃3万代でシンプルライフ】

もしこれからフリーランスになる人がいるなら、絶対に固定費を落とすことをおすすめします。
とくに金額が大きい家賃ですね。

私は会社員を10年経験して、フリーランスになり4年目となりました。

フリーランス当初は、会社員の頃と同じ生活をしていたのですが、フリーランスを続ける中で痛い思いをした経験しました。
そこでたどり着いた答えは、シンプルに暮らすことです。

この記事では、私の経験を元に「フリーランス×シンプルライフ」という内容を紹介していきます。

フリーランスが固定費を下げたほうが良い理由

私はエンジニアなのですが、比較的フリーランスになりやすい職業です。

そのため、昔の会社の知り合いから「フリーランスになろうと思ってるんだけど…」という相談を受けることもあります。

その時に伝えることがありまして、できるだけ固定費、主に家賃は下げたほうが良いということです。

できれば会社員でいるうちに、引っ越すのをおすすめしています。

なぜ、フリーランスが固定費を下げるべきかを3つの理由から説明していきます。

  • どんなに売れっ子でも一時的に仕事が無くなる可能性がある
  • フリーランスは年収が落ちると身動きできなくなる
  • 固定費を下げれば仕事をがんばる必要が無くなる

どんなに売れっ子でも一時的に仕事が無くなる可能性がある

「売れっ子」って若干古い表現かもしれませんが、フリーランスになるときに会社員として周りから信頼を得られていると、最初から仕事を紹介してくれて順風満帆なスタートできたりします。

ただ、それで勘違いしてしまいますが、フリーランスの収入には、結構な確率で波があります。

ほとんどの場合、それは相手の環境の変化などです。

私のエンジニア仕事を例にしますと、こんな事がありました。

  • 定期的に仕事を依頼もらっていたクライアントが、社内でエンジニア採用をはじめた。
  • 仕事をくれていた知り合いのプロデューサーが、転職などで全く違う業種へ。
  • 受注した案件が急なキャンセルで無くなった。

多くは、中の良いプロデューサーや、クライアントの変化です。
これはかなりの確率で起こるもので、その結果として仕事を外部に発注することが無くなります。

また、仕事が運悪くキャンセルが続き、その年の収入が半減したということもありました。

こういった事は、フリーランスを続けていれば直面することはあると思います。

もちろん、仕事が無くなったら営業をしたりするのですが、次の仕事は営業してから数カ月後という感じです。

その時に、固定費用が大きいと、すごく精神的に不安になります。

私の知り合いのエンジニアも、一度フリーランスになっても辞める人も多いのですが、こういった厳しい状況を乗り越えられない人が多いです。

一人で仕事してるフリーランスが、常に営業するのは微妙

仕事がなくなる話をすると、常に営業してクライアント増やせば良いんじゃないか?と思う人もいると思います。

ただ、一人で仕事をしていると受けられる量には限りがあるため、断ることが多くなります。

相手の立場で考えてほしいのですが、営業かけられて仕事相談したら断られた。

当然、断られて浮いた仕事は他の人に振ることになります。

その後、次に依頼するとしたら誰に依頼しますか?
間違いなく、直近で依頼した方ですよね?

このように、初めての依頼を断ると仕事が来なくなる確率が高いです。

一人でフリーランスをやっていると、常に営業する意味はあまり意味がないと、個人的には思います。

フリーランスは年収が落ちると身動きできなくなる

上で説明した、仕事が急になくなる事は1年ぐらい続くこともあります。

そんな状態で、なんとか耐えて頑張ったとして、収入が減った状態で年が変わり確定申告をしたとします。
このときは、自分のフリーランスの未来にすごく不安になっている状態です。

この時に、もう少し固定費用を下げようと思っても、低い年収で確定申告をすると賃貸の審査に通りにくくなります。

年収が下がってから固定費を落とそうと思っても、難しいという状態になる事もある、ということは覚えておいたほうが良いです。

固定費を下げれば仕事をがんばる必要が無くなる

そもそも固定費を下げると、かなり自由に生活が出来るようになります。

例えば、1ヶ月の収入で4ヶ月暮らせるとすると、1年間で3ヶ月働けばあとは自由です。

こういった生き方ができると、嫌な仕事は受けない、という事もできます。
結果やりたい仕事で、自分の望む方向に経験を積んでいくことも可能です。

余った時間は、私ですと複数のブログやサイトを運営したり、エンジニアだったら有料ライブラリやプラグインを作って、収入を分散させるのも良いです。

私自身、そのように暮らしていて、人生の幸福度が圧倒的に上がりました。

生活費を月25万から月10万にしたら幸福度が上がった

私は20代から10年ほど会社員生活をしていました。
フリーランス前はとにかく仕事優先の生活で、会社へ歩いて通える東京の白金に住み、食事は全て外食かコンビニでした。

その頃は、毎月25万ぐらい使っていたと思います。
結果、当然貯金もあまり出来ていませんでした。

フリーランスになってから2年ほどは順調でしたが、3年目で100万規模の案件が連続でポシャりました。

同じタイミングで、クライアントの社内体制の変化などで仕事も減るという事も起きました。
その結果、収入が無い状態が半年以上続きました。

そんな事があってから、家賃6万の相模原へ引っ越して、その後もっと安い3万5千円の賃貸マンションに引っ越して住んでいます。

相模原に引っ越してからは、自炊も初めたので食費も徐々に下がり、今は約月10万ほどで生活をしています。

クライアントワークと自社事業で収入を分散させる

今は、年に300万くらい稼いだらクライアントワークはしなくても良い、という感じでフリーランスをしています。

そんな生活をしていて思うことは、仕事をする時間が減り、人生の幸福度があがったということです。

また、フリーランスエンジニアは月100万とか稼ぐことが出来る職種ですが、労働者として年収1000万とかメリット無いなと思っています。

私のようにエンジニアであれば、半年間労働して、半年はWebサービスやアプリなど、将来的にお金になる自社事業を育てるために時間を使うほうが懸命です。

まとめ:固定費下げてシンプルに生きよう

フリーランスは会社員とは違うので、どう生きるか、どうお金を稼ぐかは自由です。
そのため、固定費を下げると、人生の選択肢が広がります。

3〜6ヶ月働いて、あとは旅とか自分の好きな事をしてもいいし、ブログやYouTubeをやって収入を得るのも、今の時代なら十分ありです。

なによりも、そんなに稼がなくていいというのは、精神的にも非常に楽で、私は圧倒的に幸福度が上がりました。

これからフリーランスになる人は、まずは「固定費を落とす」という事を考えてみるのがおすすめです。

一人の時間をつくるのも大切

都心でバリバリ働く20代から、フリーランスの30代になってライフスタイルを一変させました。

キャンプに行き、焚き火や自然の中でゴロゴロするのが好きなので、生活コストを下げると同時に、趣味がしやすい場所を生活拠点に選んでいます。

私はソロキャンプで一人の時間を作るようにしていて、理由としては今の時代SNSなどで他人の影響を受けすぎているためです。

どうしても、他者の影響を受けすぎると、自分がやりたい事や、自分の幸せというものが分からなくなってしまいます。

フリーランスに限らず、会社員の方も、一人で出来るソロキャンプは自分を見つめ直すきっかけになります。

ソロキャンプのメリットは、私のキャンプブログで詳しく紹介しています。

【大人の趣味】ビジネスマンがソロキャンプで一人の時間をつくるメリット