私が20代のエンジニアは3年で転職すべきと考える理由

2018/12/17

(更新日:2023/09/10

私が20代のエンジニアは3年で転職すべきと考える理由

20代のエンジニアは、3年で転職する人・しない人ではスキルと収入に大きな格差できます。

私も10年以上エンジニアとして働いてきて、20代で4社転職してきました。

転職を何度もした理由は、スキルアップを第一に考えて自分で行動してきましたが、30代になって周りのエンジニアを見ると、収入とスキル大きく差があると感じました。

この記事では業界経験がまだ少ない20代のエンジニアが、3年で転職するべき理由を書いていきます。

エンジニアは一つの会社で3年働くと成長が鈍化していく

私の経験として、一つの会社で3年以上働いているとスキルの成長が続きません。

これは、どんな会社にも得意分野があり、同じような仕事が多くなるのが原因です。

とはいえ、会社が効率よく仕事を獲得する上で、「得意分野を作る」事は絶対に必要ですので、仕方がない部分でもあります。

  • WordPressの開発が得意な会社
  • スマホアプリの中でもゲーム開発が得意な会社
  • 独自のSNS機能をパッケージ販売しているシステム会社
  • お硬いコーポレート企業のサイト制作が得なWeb制作会社
  • 20〜30万と格安なサイト制作を売りにしているWeb制作会社

エンジニアとして働いていると、気づきにくい事もありますが、ほとんどの会社の仕事は上記のように「得意分野 = 偏り」が出てきます。

エンジニアは3年ほどで、その会社で学ぶべるスキルが少なくなっていき、挑戦できる仕事が無くなるため転職を考える必要が出てきます。

エンジニアにとって転職することは、新たなスキル身につける、新しい挑戦をするためには必須です。

働いて3年ほどでエンジニアはスキルと収入のバランスが崩壊する

エンジニアの成長はとても早く、1〜2年実務を積めば一人前(自分で判断して仕事が出来る)になります。
3年働くと、その会社の仕事はだいたい出来るようになります。

しかし、会社の給料は急激には上がらないため、十分なスキルを持っているのにもかかわらず低い給料のままという状態になります。

そもそも日本の会社では、給料の引き上げ金額が決まっています。

IT系だと3ヶ月や半年など頻繁に給料を査定あったりしますが、引き上げ上限が決まっているので意味がありません。

例えば未経験で入社した会社の場合、年収300万前後から始まり、1年で上限である20万年収が上がったとしても、年収500万まで10年かかります。

そのため、3年ぐらい働いていると、自分とスキルがほとんど変わらいな中途入社のエンジニアが、自分より年収が数10万〜100万ほど高いような、ひどく不公平な状態になったりします。

以上の理由から、エンジニアにとって適正な報酬をもらうために転職は必要となります。

スキルアップとしても、年収アップとしても転職する事は必要で、転職をしていないエンジニアは出発地点が同じでも、30歳になったときに大きな差が生まれています。

そもそも不満があるのであれば3年いる必要もない

今まで年収やスキル面で話をしてきましたが、それ以外の要素で不満がある場合はもっと早く辞める決断をしましょう。

主に仕事環境での不満や、飲み会など付き合いでの不満ですね。
以下のような時代遅れの会社は辞めて良いかなと思っています。

  • エンジニアなのにスーツ出勤
  • 作業マシンの問題(デュアルディスプレイ禁止、マシンスペックが低い)
  • イヤホンで音楽聞くの禁止
  • 飲み会が多くて強制参加させられる

とは言え、100%満足出来る会社はありません。

私も結構転職しましたし、周りのエンジニアに話を聞いたりしますが、どれほど自由と謳っている会社でも、会社員である以上はルールで縛られる部分が出てきます。

それでも転職を重ねてスキルを上げるほど、自分にあった働き方の出来る会社に入りやすのは事実です。

転職を重ねる事のデメリットはエンジニアには無い

転職することを迷ったり、ためらう気持ちは誰でもあります。

他の職業ですと、日本はまだ「転職回数多い = 不安定」となる事もあって、年齢上がって転職するときに回数の多さを指摘されるかもしれません。

しかし、私自身長く業界で働いてきて面接をする立場にもなりましたが、エンジニアの場合は転職回数が無い人のほうが採用には慎重になります。

というのも、転職経験があり色々な会社で働いたことある人と比べて、スキルが伴ってない・柔軟性がない事があります。

20代の人や、エンジニア経験が数年の人に覚えておいて事は、
転職するかどうかで10年働いたときに振り返ると、スキルや年収面で大きな格差が出来ていることです。

エンジニアは働きながら求人をストックしておく

求人をストックスを始めるタイミングとしては、以下のどちらかに当てはまったらですね。

  • 今の会社に不満をもったら
  • 仕事でスキルアップしにくくなってきたと感じたら

求人サイトは登録無料です。
あなたの条件にあった新規求人や転職可能なおすすめ求人がメール届くので、今は転職しないとしても登録しておいたほうが良いです。

また、求人情報の中に知らないフレームワークや技術スキルがあれば、最低でもそのことについて調べておく、できれば触っておくのをおすすめします。

エンジニアの転職では、実務で扱っていないとしても、新しい技術を自分で調べたりしているか面接で聞かれます。

「新しい技術に興味はありますが触ったことありません」では面接で落とされますので、しっかりと準備しておいたほうが自分の求めている会社に入りやすいです。

ちなみに私はエンジニアであれば、技術ブログを書くことをおすすめしています。
これは面接でのアピールには非常に有効です。

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求人サイトには「転職サイト」と「転職エージェント」があります。

転職活動での使い分けですが、すぐに転職せず求人をストックする目的であれば、大手の「転職サイト」一つに登録しておけばOKです。

日本だとやはりリクナビNEXTが最大手なので、多くの優良な案件が集まります。
転職活動の一歩として、案件のストックにはおすすめです。

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転職エージェントは本気で転職活動はじめるときに使いたい

「転職エージェント」は本気で動き始めるときになったら使いたいです。

私は過去4度転職していますが、全てエージェントからです。
転職活動では両方使いますが、エージェントのほうが採用率が明らかに高いですね。

エージェントの人は案件探してメールくれるので、こちらも動きやすい状態になります。