20代エンジニアが転職で失敗しないための考え方

2019/07/16

(更新日:2023/09/10

20代エンジニアが転職で失敗しないための考え方

私はエンジニア職を20代で4回ほど転職してきました。
転職を繰り返しスキルと年収を上げてきたわけですが、その中には「転職失敗したなあ」と思うことはありました。

私の体験から、これから転職をするエンジニアが、失敗しないための方法を書いていきます。

エンジニアが転職に失敗しないためにするべき事

転職はとくに初めての人にとっては不安も多いと思います。
私が、転職してきた中で大事だと思う2つを紹介していきます。

  • 目標企業の設定する(自分のキャリアを考える)
  • 自分の市場価値を把握する

目標企業の設定する(自分のキャリアを考える)

エンジニアに限らずですが、自分のタイミングだけで転職活動する人がとても多いです。

それ自体が問題というわけでは無いのですが、こういった方は目標企業を考えていない人が多いように思います。

たとえば、Google Japanに入ることを目標にする、などです。

特定の企業への入社を目指そうとすると、今の会社では「その企業に入るためのスキルで磨く」「その企業が募集をしたタイミングで行動する」というように学習内容や行動の方針ができます。

とくにスキルの学習方針が定まるというのが重要で、目指すものができると「需要のあるスキル」を磨くという意識ができます。

エンジニアが目標企業から学ぶスキルを考える理由

私は過去の転職歴を見ると、かなりフラフラしている経歴です。

もともと、デザインとプログラミングどちらを専門にしていくかで悩んでいて、最初は両方できる小さな会社で働いていました。

昔はFlashという、デザインとプログラミングに関われる仕事があったので良かったのですが、iPhoneが世に出てきてFlashが使われなくなり、Web制作は完全な分業化が進んでいきます。

そこからの私はデザイン職とエンジニア職で考えが揺れながら転職をしていました。

私が今だから思うのは、どういった企業で働くためにスキルを身につけるのかを考えるべきでした。

なぜならスキルを身につける意味は、そのスキルで労働して金銭を得たときに、初めて価値出るものだからです。

そのスキルでどうやって対価を得るか。

それを考えていないのは、ただの自己満足に過ぎないと思うようになりました。

自分の市場価値を把握する

自分の市場価値を把握するというのは、今の自分のスキルだと年収いくらが適正か、というのを考えることです。

私が思うに日本人は、「自分の働きに対して適正な対価を要求する」ということを考えて無さすぎです。

こちらの記事でも書いていますが、入社後に年収など雇用条件を大きく変えるのは難しいです。

そのため、いざ転職活動するというときに、自分の適性年収がわかっていないのは問題ですし、「どの程度のスキルでどれぐらいの年収なのか」。

このあたりはエンジニアであれば働きながらチェックしておきたいです。

20代エンジニアは失敗を恐れずに格上の企業に挑戦!

この記事を見ている方の中には、転職を考えているけれど失敗したらどうしようと悩んでいる方もいるかと思います。

転職の失敗というのは、メリットとデメリットを比較して、デメリットの方が多いと失敗したなと感じることとなります。

正直、人間間関係や社風などは入ってみないとわからない部分が多いです。

しかし、今の自分のスキルと比べて「格上だな!」と感じる企業であれば、なんにしても転職する価値があるかと思っています。

他の部分でデメリットがあったとしても、今の自分よりスキルが上い職場であればそれだけで十分価値があります。

かつ、その企業が業界内で有名であればなお良いという感じでしょうか。

一度有名企業に入ると『箔がつきます』。

これはその人自身のスキルは置いておいても、そういった企業で働いていましたというだけで、周りが勝手に評価してくれるためです。

転職のコツはこちらの記事でも紹介していますので、是非読んでみてください。