【おすすめのプログラミングスクール】未経験者が本気でWebエンジニアになるには

2018/07/11

(更新日:2019/10/20

【おすすめのプログラミングスクール】未経験者が本気でWebエンジニアになるには

私は元々ブラックな営業職をしていましたが、スクールに通い転職して10年以上働いてきました。

私自身も講師アシスタントというアルバイトをしていたり、講師をしていた同僚もいるためスクールの内情など知る機会がありました。

この記事では、未経験者がプログラミングスクールを選ぶと時のポイントから、おすすめのプログラミングスクールについて書いていきます。

プログラミングスクールは学習時間と通う期間で選ぶ

プログラミングスクール選びで一番重要なのは、学習時間(カルキュラム時間+自主学習時間)をしっかりと確保しているスクールかどうかです。

何故かと言うと、プログラミングを習得できる時間は人それぞれで、理解が早い人は300時間で習得できますが、そうでない人は500〜1000時間ほどかかるためです。

実はカリキュラム内容はスクールによってそれほど差がないため、スクールに通う時間が200時間未満とかのスクールでは、かなりハードと感じると思います。

そういったスクールの場合は、自主学習時間を増やすことで補います。

また、スクールに通う期間も重要です。
通う期間の長さは、「カリキュラムにつまずいたときにリカバリできるか」どうかの判断基準になります。

期間はスクールによってまちまちですが、10週間・3ヶ月・6ヶ月ぐらいに分かれるでしょうか。

下のおすすめスクールに上げている、TECH::EXPERTでは一日で10時間の学習を、10週間続けて学ぶ短期コースがあります。
ただ、私はこれをおすすめしていません。

短期コースは毎日の学習進捗がとても重要なため、その日の学習でつまずいたりすると、それを取り返すための復習などで時間を使うことになります。

その徐々に遅れる状態になると、最終的にカリキュラムついて行けなくなる人だ出てきます。

私はスクールで300時間プログラミングを学んでもダメだった

私は今でこそフリーランスで月70〜100万ほど稼げていますが、独学で挫折して、スクールに通ってもきっちりと理解するまでは至りませんでした。

スクールは当時、デジタルハリウッドのWeb制作講座、PHP講座、デザイン講座に通っていました。

プログラミングの学習はPHP講座で主に学んでいましたが、今に比べると良くなくて講師の人のコードを書き写すのみです。
PHPの勉強だけで、カルキュラム時間は3ヶ月で100時未満、自主学習含めると300時くらい勉強に使いました。

結果、学習コストが低いと言われているPHPでも一からオリジナルのWebサービスをつくれるレベルにはなりませんでした。

なんとなくコードの理解は出来るし、コードをネットから持ってきて使ったりはできるが、一から作りたいWebサービスは作れない理解度でした。

とにかく覚えることが多すぎなのと、学習速度が早すぎて1ヶ月経つ頃には「講師に質問したくても自分が何を理解できないのか分からない状態」でした。

そんな状態なのでエンジニアの就職は諦めて、Webデザインやマークアップなど追加で2つの講座を受けて、Webデザイナー兼マークアップエンジニアとして働きはじめました。

PHPが自分で理解できるようになったのは、働きながら独学で勉強を続けた1年後です。
当時は『teratail』の様にプログラミング質問サイトのようなものも無かったので、独学も非常に時間がかかりましたね。

このスクールの経験から、カリキュラムでつまづいた場合、短期間コースだとリカバリが非常に大変です。

プログラミングスクールを選ぶときは挫折しにくさが重要

私がプログラミングスクールやコース選びで、短期コースより長期コースをおすすめしているのは、そのほうが挫折しにくく、プログラミングの習得が遅い人でもリカバリしやすいためです。

挫折しやすいスクールの特徴としては、大きく3つがあります。

  • 短期間コース
  • オンライン学習のスクール
  • 通うのが面倒なスクール

今はオンラインで色々学べる便利な時代ですが、プログラミングのオンラインスクールはかなり意思の強さに左右されるため、どうしても近くにスクールがない場合などを覗いて避けた方が良いです。

また、どんなに口コミなどが良くても家から遠いスクールも、後々めんどうになります。
この、「めんどう」という気持ちは結構やっかいで、ちょっとしたきっかで通うのを辞める口実になることがあります。

仕事終わりにスクール通っている場合は、今日はめちゃくちゃ仕事で疲れたからスクール行かなくていいかな・・・とかです。

私は当時スクールに通うために、仕事を辞めて東京郊外から山手線周辺に引っ越しました。

今はシェアハウスもあるため、本気で学ぶ気があるのであれば、とにかくスクール期間中はプログラミングスキルを身につけることだけを最優先にすることをおすすめします。

挫折せずプログラミングスクールで学ぶ方法は、こちらの記事で詳しく紹介しています。

おすすめスクール3つを比較

ここからスクールの比較をしていきます。
ここで挙げるスクールは通っていた友人や、講師をやっていた同僚の評価などから選びました。

スクール カルキュラム時間 講座形式
TECH::EXPERT 約600時間 オンライン学習&教室利用。
自分で学習カリキュラムを読み進める。
TechAcademy 160時間 オンライン学習のみ。
TECH::CAMP 60時間〜 オンライン学習&教室利用。
自分で学習カリキュラムを読み進める。

TECH::EXPERTはカリキュラム時間が多く転職サポートが優秀

転職サポートが優秀なのと、学習はハードですが必要なカリキュラムをしっかり用意しています。
私はTECH::EXPERTを一番おすすめしているのは、学習に必要な時間を500時間以上と設定しているところです。

転職率98%のTECH::EXPERTは社会人として働いている人が、本気でWebエンジニアとして転職したいならおすすめ!

学べる技術

  • Ruby on Rails
  • HTML
  • CSS
  • JavaScript

『Ruby on Rails』は日本で流行っている言語で、Webサービスなどを作るために使います。
バックエンド(裏側の仕組みを作る)のエンジニアは給料も高く将来性もあります。

TECH::EXPERTが他のスクールと違うのが、転職成功率を数字として出しているところです。
(とはいえ実は、カリキュラム途中で辞めた人はカウントしてない数字だったりします。)

ただ、そもそもプログラミングスクールは転職率が非常に低いので、受講者の転職率などは出しません。
それだけにTECH::EXPERTが受講者を転職させるために力を入れている事がわかります。

しかし、その分学習はハードになります。

TECH::EXPERTは学習時間を500時間以上と設定しているので、スクール通っている最中は、ほぼ全ての時間を勉強に使わないといけません。(とくに10週間コースの場合)

コースは同じカリキュラムで、期間に違いがあります。
ただ、上でも話している通り私は10週間コースよりは、6ヶ月コースをおすすめしています。

  • 10週間のコース:1日10時間
  • 半年コース:平時3時間+土日10時間(土日10時間は別の日に振替可能)

TECH::EXPERTの「転職支援」について

TECH::EXPERTの最大の強みである「転職支援」は、本申込前に「選考」を受けてからになります。

選考ではWeb上で、数学クイズや論理的思考能力を試すためのもので、よく聞くフィボナッチ数列などですね。

面談もあります。本人の事情でスクール卒業後すぐに転職できないような状況だと当然選考は落ちてしまいます。

本申込は選考結果を受けて、スクールに通うかどうかを決めるという流れになります。

TECH::EXPERT

TECH::EXPERTの選考に落ちたら

TECH::EXPERTの選考に落ちてしまったら、私はハードルの低いエンジニア職を目指す事をおすすめします。

TECH::EXPERTをおすすめしたのは、就職率が高くバックエンドエンジニアは給料も高いためです。
フリーランスになりやすいという特徴もあります。

しかしエンジニアの職種は他にもあります。

その中おすすめなのが、HTML+CSS+JavaScriptをメインに勉強して、フロントエンドエンジニアになるという事です。

フロントエンドエンジニアの学習であればTechAcademyのオンライン講座

フロントエンドエンジニアは学習ハードルが低い分、オンライン講座でも十分学べます。

HTML+CSS+JavaScriptを学習できるスクールは色々ありますが、フロントエンドに特化したコースを扱っているTechAcademyはおすすめ!

学べる技術

  • HTML
  • CSS
  • JavaScript

フロントエンドエンジニアは、HTMLとCSSを学習すればHTMLマークアップの仕事に就けるので、手っ取り早くて転職するならおすすめです。

私もプログラミングに挫折して、とりあえずの就職先としてHTMLやCSSメインの仕事から入りました。

その後仕事をしながらJavaScriptやPHPを学んでいき、今はフリーランスとしてPHP(WordPress)とJavaScriptをメインの仕事としています。

ちなみに、テックアカデミーはフロントエンドエンジニアコース以外にも様々なコースがありますが、難しいコースはオンラインだと挫折率も高いため一番のおすすめはフロントエンドコースで学習して、転職後に働きながら他のプログラミング言語を勉強していくのが良いと思っています。

TechAcademy [テックアカデミー]

費用が安いが教室利用できるTECH::CAMPは学生など時間がある人向け

TECH::CAMPは、費用は安いが教室利用出来るので、時間が沢山ある学生向け。

学べる技術

コースが沢山あるので、学べる技術も選択次第で幅広いです。

TECH::CAMPは費用が安いですが、しかし学習カリキュラムも相応です。

とはいえ安い金額で講師に質問できる環境と、集中して勉強するために教室を利用できるためメリットも多いです。

社会人が転職するために利用するなら、カリキュラム以上を自分で学ぶ独学力が必要となりますが、
時間をたくさん取れる学生であれば、費用の安さ・教室利用を考えれば悪くない選択肢となります。

TECH::CAMP(エンジニアスクール)