プログラミングで挫折しそうな人は勉強方法を見直そう

2018/08/05

(更新日:2018/08/10

プログラミングで挫折しそうな人は勉強方法を見直そう

プログラミングの勉強に挫折してしまう方は多いです。

本やスクールで勉強していて、学習内容について行けなくなってしまう。
エラーが解消出来なくて進めない。

この記事そんな人に向けての記事となります。

私はエンジニアとしてこの業界で10年以上働いて来て、新人の教育で教えることもありました。

しかし、私自身はプログラミングの勉強がすんなり出来るようになったわけではなく、挫折しながらも乗り越えてきました。その中で私がたどり着いた勉強法を紹介していきます。

プログラミングで挫折する人は勉強方法が間違っている

私も挫折を乗り越えて結果プロとして働きづつけたから分かるのですが、本やスクールの勉強法ではプログラミング適正が高い人以外は挫折する可能性が高いです。

スクールについては講師の人の知識と経験によるところもありますが、一般的なプログラミング勉強の流れは以下のようなっています。

  1. プログラムの文法を学ぶ
  2. プログラミングを写経(書き写す)
  3. プログラミングを写経をしながら一つのシステムを作り上げる

このようにプログラミングの勉強では、コードを写経して勉強法をします。

写経自体はプログラミングの勉強に必要なものですし、理系の人なんかはロジックから考えるということが出来たりして、写経だけでプログラミングが出来るようになります。

しかし、多くの挫折する人にはこの2つの勉強が必要になります。

  • ロジックから考えるプログラミング勉強法
  • エラーが出た時のデバッグ方法

ロジックから考えるプログラミング勉強法

もし、本やスクールの学習内容についていけていないのであれば、ロジックから考える力が足りていません。

これは「写経」をプログラミングの勉強だと思い込んでいるため、起きる問題です。

私もスクールに通っていた時、講師のコードを書き写すような授業をしていましたが、だんだんとついていけなくなり、分からないところを質問するにしても何を質問したら良いか分からない状態になりました。

私はプログラミングを学ぶには以下の3ステップが必要だと思っています。

  1. プログラミングに慣れる(写経)
  2. 小さいコードをロジックから考えて沢山書く
  3. 徐々にコードの規模を大きくしていく

ですが、ほとんどの学習方法では「小さいコードをロジックから考えて沢山書く」という行程をすっ飛ばしているので、ただ書き写しているだけで理解できていない状態になります。

ロジックから考えるプログラミング勉強法については、こちらの記事で実際にJavaScriptのプログラマコードも載せて、勉強方法を説明しています。

エラーが出た時のデバック方法

これも何故か、本でもスクールでも詳しく教えないことが多いです。

個人的には、エラーが出てるプログラムをひたすら取り除く学習とかあってもいいと思っています。

初心者のエラーのデバッグでも写経が悪い影響を与えていて、本で勉強するとコードを書き写して、エラーが出たら元のコードと見比べて間違い探しを始めます。

なぜ間違い探しのようなやり方でエラーを解消するかと言うと、デバッグに慣れていないと、一回の写経で書き写す量が多いので、初心者にはエラー箇所の検討がつかないためです。

エラーのデバッグは「小さく・シンプルなプログラムにして確認」

エラーのデバッグをする時は、出来る限り小さいプログラムにして確認してみる事です。

例)ボタンを押して何かエラーが出るプログラムのデバッグ

  1. ボタンを押したあとに動くプログラムを全部コメントアウト
  2. そこから一行づつコメントアウトを外して動かしてみる

プログラム言語ごとにいろいろなデバッグツールもありますが、基本は「小さく・シンプルなプログラムにして確認」する事が大切です。

プログラムの質問出来るサイトをうまく使う

スクールに通っていなかったり、周りに聞ける人がいない場合は、プログラミングの質問サイトを使いたいです。

有名なteratailなどは無料で会員登録できるので、登録しておくと良いです。

teratail

もしオンラインではなく、スクールにに通っている場合は講師のデバック方法を注意して見るようにしてください。

スクールの良いところは質問すると、隣で問題解決までのプロセスを行ってくれるので、それがエラー解決までの流れが勉強になります。

最後に:目的によっては別の方法を考えるのも有りです

プログラミングを学ぶ理由はいくつかあります。
学生が大学の勉強で学んだり、社会人がIT企業への転職で学んだりと。

プログラミングに挫折しそう、やってみて自分に向いてないと思うこともあるとあります。

そのときは別の方法で目的が達成できないか考えるのをおすすめします。

プログラミングを挫折したけれど、それでも制作の仕事をしたい場合は、HTMLとCSSがメインのマークアップエンジニアを目指すのも良いです。

とにかく今の環境から抜け出したい場合は、Webディレクターとして転職活動するのも選択肢としてあります。
私も勉強始めたきっかけはブラック営業会社から抜け出すためでした。

目的が達成できれば手段は何でも良いと思っています!

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