【エンジニアになるには】スクールか独学か?プログラミング独学できるタイプはこんな人

2019/06/21

(更新日:2019/07/08

【エンジニアになるには】スクールか独学か?プログラミング独学できるタイプはこんな人

エンジニア目指す多くの人は、スクールにいくべきか独学すべきか悩むかと思います。
私も勉強を始めてエンジニアとして就職したいと考えたときに、同じように悩みました。

その際、スクールの費用の高さと、独学の困難さを天秤にかけて選択することになります。

私自身は、独学で失敗しつつもスクールに通って、エンジニアとして会社で10年以上働き、今はフリーランスをしています。
長く働いている中で、この業界に入ってくる未経験者を多く見てきた考えを話してきます。

前提:エンジニアになるにはクオリティの高いポートフォリをつくる事が必須

まずはエンジニアとして就職を目指すときの目標を明確にしておく必要があります。

それは独学でも、スクールでも学習の目的は『クオリティの高いポートフォリをつくること』になります。

私は面接官としても経験がありますが、採用側の考えとしては、スクール卒業者だろうと独学者だろうと差はありません。

はっきり言って業務未経験であるかぎりは、『実務では使えない人材』という認識です。

ただし、『クオリティの高い』ポートフォリをもって面接に来る人は、入社後は自分でどんどん学んで成長できると判断できるため採用されやすくなります。

ここで言っている『クオリティの高さ』とは自分で考えた機能を実装していたり、明らかに他の面接者とは違った点がみえるポートフォリオのことです。

結論:プログラミング独学ができるのは勉強の下地がある人

結論は、大学受験などで長時間の勉強を数ヶ月以上つづけたことがある人は、独学でスキルを身につけられる可能性は高いです。

私の周りで、独学で入社してきた新卒の人は、明らかにランクの高い学生が多いです。

自分自身が独学で失敗しているのため、なぜか考えたときに『あたりまえの結論』にいき着きました。

結局はプログラミングというものは特別なものでも何でもないということです。

プログラミング学習はつまるところただの勉強

プログラミング学習というのは英語や数学などと同じく、ただの勉強です。

そのため、独学でポートフォリを作成するレベルに到達するには、集中して学習できる経験があるかどうかが非常に大きいです。

一流大学に入学するためには4000時間以上の勉強時間が必要だと言われていますので、一日5〜10時間、何ヶ月、何年も続ける必要があります。

そのような経験があるひとは、集中して勉強するというコツがわかっていて、学習のための下地が出来ています。

私自身が独学に挫折した理由

プログラミング学習でポートフォリを作れるレベルになるには、人によってバラツキはありますが300〜1000時間必要だと個人的に思っています。

ちなみに、私は独学で挫折してスクールに通いましたが、プログラミングを理解できたと感じるまでにかかった時間は1000時間ほどでした。
スクール卒業して、勉強をつづけてなんとかという感じです。

独学に挫折した理由は、私は受験というものをしたことがなく大学も推薦入学。
長時間集中して勉強をするという習慣もなかったため、当然といえば当然ですね。

プログラミングの独学には良い教材かどうかはほぼ関係ない

最近ネット界隈では、個人の教材について炎上が起きたりしています。

私はその教材を購入していないので、良し悪しには言及しませんが、スクールよりも安いから購入するというのはオススメしません。

なぜなら「教材を買う = 独学で勉強する」ということになるかと思いますが、独学でスキルを身に着けられるかどうかは、教材の良し悪しは関係ないからです。

例えば海外で働いている人に英語の勉強法を効くと、多くの人が『海外に行き英語漬けの環境に身を置くこと』と上げる人が多いです。

これは、何かを学ぶなら環境を変えることが一番の近道ということです。

今の時代はオンラインスクールでもプログラミングも学べますが、学習効率を考えると以下の通りとなります。
『スクール > オンラインスクール > 独学(本などの教材)』

プログラミングを身に着けたいのであれば、とにかく環境をつくる事が重要です。

人生で今まで勉強してこなかった人はスクールを選択することが一番

私は独学挫折後に、デジハリというスクールにいきました。
デジハリといえば今はクリエイティブ系のスクールになっていて、その時のプログラミング講座は今はありません。

当時、ブラックな職場で営業の仕事をしていた私は、かなり強い思いでWeb制作の勉強をはじめました。
しかし、本で勉強を進めるも、一冊本を終えることなく挫折。

そのときの事を振り返ると、今なら当然だったかなと思います。

人は何かのタイミングで強い目的を持つことがありますが、それでも急には変われません。
ただし、環境さえ変えればどうとでもなります。

もし、本気でエンジニアになりたいのであれば、スクールに通うなど環境を変える努力をすることをおすすめします。

スクールは『勉強してスキルを身につける』という以外にも卒業後の就職斡旋をやっていることが多いです。

これは大きなメリットですので、そこも考えてスクールに通うかどうか検討してみてください!